平安文学や古典和歌を源泉とする「かな」の美を探求し、流麗な線と余白、料紙との調和によって、静けさと気配を宿す作品を制作する。
墨の濃淡や筆勢が織りなす繊細なリズムは、文字を読むだけでなく、風景を眺めるような鑑賞体験へと誘う。伝統に根差しながらも現代の感性に響く「かな」の新たな表現を追求している。
1955年 東京生まれ。
漢字書家の家に生まれ、20歳の頃より東山一郎に仮名を学ぶ。
日展、読売書法展、謙慎書道展を中心に作家活動を行うかたわら、自らの主宰する教室や大学教育で後進の指導育成にも力を注いでいる。